カリスタが直接バフをもらわなくてもメタに戻ってきた理由

元になった記事はこちら↓

Why Kalista is back on the ADC Tier List without any buffs

 

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こちらの動画に字幕提供しました。よかったら動画と一緒に読んでみてください!(オプションで日本語字幕が付く)

 

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イントロダクション

 

なんのバフもなしに、そしてカリスタが伝統的にあまり得意としないタンクメタで、カリスタはSpring Splitには4%だったピック・バン率を、パッチ7.14がきた頃には87%にまでのしあげてしまいました。一体どうやって、競技シーンでMIAだったカリスタが今もっとも重要視されるピックの一つになったのでしょうか?

 

なぜカリスタはメタに戻ってきたのか

 

一つの大きなファクターとして、MSIが終わった直後に起こったのリメイク、そしてそれに伴うボットレーンメタの変化が挙げられます。

 

過去のSpringSplitでは、ボットレーンのメタといえばポーク力・ウェーブクリア力のあるADC・メイジサポートで相手にプッシュ勝ちすることを重点に置かれていました。そして相手ジャングル内にワードを置き、コントロールを得ることで、後にポークされHPを削られた相手ボットレーンをダイブするのが一つの勝ちパターンでした。残念ながら、カリスタはあまりこの戦略を得意としてませんでした。

 

カリスタの勝ちパターンといえば、バロンコントロール。相手ジャングラーのをはるかに凌駕するほどスタックしたスピアでバロンの取得を確実にします。ですがカリスタにはほかのADCと比べレイトにスケーリングする術を持ちません。彼女が中盤から存在感を持つにはレーンを五分以上で終わらせる必要があるにも関わらず、春で人気だったヴァルスやケイトリンなどのピックにプッシュ負けしてしまいます。カリスタはとてもではないけれど、春のメタピック達にレーンで勝てませんでした。

 

ですが夏が到来し、ドランシールドがボットレーンに登場したことでポーク勝ちする戦略が大幅に弱体化し、代わりにスレッシュ、アリスターやブラウムなどのキルプレッシャーを持つメレーサポートが返り咲きました。

 

様々なチームがポーク戦略を捨て、代わりにエンゲージ力とCCコンボなどを利用してボットレーンで有利を作るようになりました。そしてこのメタでは、カリスタのR、宿命の呼び声がエンゲージしたい味方サポートとシナジーが抜群でした。似たようなエンゲージをしてくる相手からサポートを守ることもできる、攻防一体のRを持つカリスタはこの頃から評価を上げていました。

 

ですが本当のカリスタブームが来たのはパッチ7.14。マオカイやセジュアニなどのタンクの流行によって、構成にエンゲージ要素が多くなりチームファイトに重点の置かれるメタになったことがカリスタに様々なメリットを与えることになりました。

 

まず最初に、機動力の低いADCは大打撃を受けました。ヴァルスやアッシュなどのADCはCCに捕まる危険性がとても高く、リスキーなピックになり始めました。その間にポークの女王であるケイトリンはスプリット中、ほぼバン率100%のままでした。これらの全てが意味することとは、ついにカリスタがボットレーンで使われる余地ができたということです。

 

さらに言えば、タンクの流行のお陰で全体的なゲーム時間が短縮されはじめました。一度タンクがリードを作ってしまえば常に相手のタワーなどを無視し、ダイブし続けれるため、試合展開が早くなり結果的にカリスタの弱いレイトゲームに届くことが少なくなりました。カリスタのRがミッドゲームにもたらすエンゲージ力も、彼女の勝ちパターンであるバロンに繋ぎやすくなっています。

 

タンク相手にあまり有効打を持たないカリスタでも、今のタンクビルドメタはカリスタに有利であると言えます。大体のタンクビルドは「ガーゴイルストーンプレート」を含み、これに対しカリスタはアクティブの効果が切れるまでAAし続けて、効果が終わったらEでバーストすればいいので他のADCよりも苦戦しません。

 

カリスタは、チャンピオンの強さが直接的なバフやナーフなしに変わる、典型的な例です。次にあなたが人気の無いチャンピオンのバフを望んだ時、彼女を思い出してください。憎むべきはチャンピオンの性能ではなく、今のメタなのかもしれませんから。

 

 

 

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