CLGvsC9 OmarGod選手から学ぶ 無欲的すぎるジャングラーの問題

今回はアナリスト兼コーチのMarkと、お馴染みのScarraがホストしているLoL会議”GreatestLeagueTalkshow”から、彼らのOmarGod選手に対する意見と解釈をまとめてみました。

OmarGod選手は今年の7月にCLGAcademyから昇進してCLGのジャングラーになりましたが、彼に対する世間の評価はあまり良くはありません。ルーキーとして精一杯プレイしてはいましたが、やはりCLGのワールド権が掛かった試合で”ルーキーだからしょうがない”とファン達は思ってないようでした。

そんな可哀想なOmarGod選手のジャングリングをつい最近の大試合、”CLGvsCloud9”を通して見ていきたいと思います。

https://www.twitch.tv/videos/173876435

 

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Scarra:今回もGLTにようこそ。今回はCLG対Cloud9の四つの試合について触っていきたいと思う。

最初の二つの試合を見返してみると、”あ、これCLGが3-0ストレートで負けるな・・・”って感じるような試合だったんだけど、3試合目になんとか持ちこたえて、それで4試合目はC9が勝つんだけど、ものすごく時間がかかったね。結果は3-1でC9の勝利、C9が見事ワールドに出場する権利を得たと。

正直、このシリーズを通した両チームのパフォーマンスは、お世辞にもNAのトップとして感心できなかったね。

 

Mark:実は俺も同じ意見だ(笑)。ここからC9は十日間ぐらいの練習期間があるけど、そこでステップアップしないとかなり厳しいだろうね。

あと、今回はOmarGodの問題点についても触れていきたいと思う。まずは一つ目の試合から・・・。

Scarra:一試合目はCLGがOmarGodの得意なグラガスを選んで、C9が後出しで二ダリーを選んできたのが興味深かったね。

 

Mark:二ダリーは昔からタンクジャングラーとの1v1にめっぽう強いし、序盤の少数戦でも活躍できるからカウンターピックとしては理解できるんだけど、ただ15分を超えたら集団戦での貢献度がタンクジャングラー達と比べると木偶にも等しくなるのが問題だ。だからいまは血杯アーデント二ダリーで終盤のダメージを捨ててサポート寄りにビルドするのが流行ってるけど(笑)。

 

Scarra:このジャングルマッチアップはファームゲームで言えば素直に二ダリーの方がクリアが速くて、尚且つ1v1でも有利だからカウンタージャングリングのプレッシャーもある。Omarがある程度のビハインドを背負うのはしょうがないといえばしょうがないんだけど、それでもOmarはファームを疎かにしすぎる。

 

Mark:この試合ではContractzが根拠のないインベイドを二回繰り返して、CLG側にフリーキルを二つ渡したんだけど、それでもずっと50CSぐらいのリードを保持し続けて、試合の最後には224CS対104CSっていうとんでもない差が生まれてたね。まあ別に最後のCS差はそんな重要じゃない、重要なのはミッドゲームになるまでのCS差。

 

Scarra:ここがOmarの一番の問題点だと思うんだけど、Omarはチームが彼を必要としている場所に、必要な時にそこに居てくれるジャングラーだ。でもそれを実現するために、Omarはあまりにも多くのキャンプを無視する。これが良くない。

 

Mark:俺も似たようなことを言おうとしてたんだけど、Omarは必要な場所に行くタイミングが悪い。早く着きすぎてよく無駄な時間を浪費してるイメージがある。

 

Scarra:これは彼の経験不足もあるけど、ルーキーだからチームの中で意見を言えないのも影響してるだろうね。ジャングラーは自分の声を持つことがトップレベルでは必要不可欠なんだ。チームメイトがジャングラーの助けが欲しいと声を出しても、ジャングラーは”わかった、でもまずは狼を狩ってからこういうルートで行くね”って言えるような心構えが必要。ある程度は自分のファーム、自分のやりたいことを優先するほうが必ずいい結果は出る、まあそれが行き過ぎるとDardoch(前のCLGジャングラー)みたいにチームから蹴り飛ばされるんだけどね(笑)。

Omarは自分のファームにまるで無頓着だから、助けが欲しいってチームメイトが呼んだら、そこまでの狩り終わってないキャンプを全て無視してそこに行っちゃうんだ。ほかのトップジャングラー達を見ても、ここまで自分のファームを犠牲にすることなんて滅多にない。Xmitheなんかはここらへんの調整がピカイチに上手くて、必要な場所に必要な時に必ずそこに居て、時にはキャンプを無視することもあるけど、そこまでファームゲームで遅れを取ってない。

 

Mark:チームの新人だから色んなベテラン達のコールに合わせないといけないのはわかるんだけど、結局はOmar自身の責任でもある。ジャングラーはチームに自ら言わないといけないんだ、”俺はラプターが残ってるからこれを狩り終わって、その後なら行けるから待ってくれ”って。Omarはこれを行わないから、結果全ての試合においてContractzは化物のようなCS差を作り出してる。

 

 

2試合目

Scarra:この試合に関しては、Omarは結構いい仕事をしたと思うんだよね、Omarがレベル3の時にImpactをタワーダイブしようとした点以外では。

 

Mark:ああ、あの突拍子もないタワーダイブね・・・結局未遂に終わったけど。誰があんなプレイをコールしたのかわからないけど、セジュアニジャックスでフルヘルスのレベル3シェンを殺せるわけないじゃん(笑)。

最低条件として、まずセジュアニジャックス側が完璧にプレイしないといけない。ジャックスがEから入って、セジュアニがQ-WでEを発動、完全なCCチェインでもしかしたら100から0に出来るかもしれないけど、それもシェン側のミスプレイに依存する部分が多い。

結局タワーダイブはせずに終わってOmarも無駄な時間を費やした。それで大量のミニオンをタワーに押し込んだからウェーブがバウンスするんだけど、ここからが面白い。バウンスしたウェーブをシェン側は押し込まないと、永遠にジャックスにタワー一歩手前にフリーズされて嫌な思いをするから押し込まないと行けないし、でも押し込みに行くと相手の絶好のガンク機会になる。

Omarはこれを理解して、またTopにガンクに行くんだけど、このガンクを実現させるのにOmarは50秒ぐらい、トップのトライブッシュとリバーブッシュを行き来してずっと待ち構えてたんだ。結果的にシェンはキルできたけど、この時点でOmarContractzの30CSに対してまだ13CS、レベル5に対してレベル4。

ここで履き違えないで欲しい、このガンクでシェンはマジでレーンが終わったし、勝利条件の鍵を握るジャックスにリードを作るのはとても有意義だと思う。ただOmarが不甲斐なくて、必要以上の出費を払う必要があったのは確か。

 

Scarra:このガンクでシェンはもはやこのゲームに存在しないと言っていいほどめちゃくちゃにされた、それぐらい影響力の大きいガンクだったんだけど、代償が大きすぎたね・・・。

こういうガンクが一番Omarの悪い癖を表してると思う。いくら影響力の高いガンクでも、流石にここまで道中のキャンプを無視するのはやめたほうがいい。

ちなみにセジュアニとジャーヴァン4、どっちがジャングル回るの早いかわかる?わからなかったら言うけど、セジュアニのほうが早い。本来セジュアニ対ジャーヴァンは、ジャーヴァン側が序盤にガンクの一つや二つ決めないとセジュアニにファーム力で負けるしミッドゲームでその差は確実に出る。序盤に掛かってるプレッシャーは確実にジャーヴァンのほうが上なのに、この試合だとまるでContractzがファームジャングラーを使ってるみたいだった。

ここまで言ってなんだけど、結果的にCLGが負けた一番の理由はStixxayがザヤっていうとんでもない自衛力を持ったチャンピオンでピックされまくったからなんだよね(笑)。OmarContractzにまたものすごいCS差を作られてたけど、この試合はStixxayがひどすぎた。次の試合行こう。

 

 

3試合目

Scarra:この試合、CLGはこれ以上ないほどのARAM構成を選んだ(笑)。

この試合のジャングルマッチアップはあんまり意味がないんだ、シェンがレベル6になったのをきっかけにマップ全体でオブジェクトトレードが始まったからね。

シェンがレベル6になると、シェン側(C9)のチームはボットレーンでジャングラーガンクを交えた4v2、4v3を超簡単に狙えるようになって、そのままレーニングし続けてこの戦法をカウンターするのはものすごくきわどい。だからCLG側のスタンダードな戦略として、シェンがレベル6になった瞬間にBotの二人をTopに呼んでレーンスワップしてオブジェクト交換、さらに上手く奇襲できればついでにシェンのキルも狙える一石二鳥のローテーションがあるんだ。

CLGはそれを実行に移したんだけど、C9側が上手く読み切ってシェンは死なずに済んだし、SneakySmoothieも素早く到着してレーニング続行・・・、かと思いきや突然5v5の集団戦が始まって、完全に1-1のトレードになったんだ。その集団戦が終わって一度リセットが入ってから、CLGはトリスアリスターを再度ボットに配置してジャングラーと一緒にボットのタワーを折りに行く・・・。

ここまで言ってもハチャメチャな序中盤だけど、この時点のOmarGodのCSを見て欲しい。ありえないほど低いんだ。この可哀想なジャングラーは靴の強化すらまだなのに、チームに合わせるためにマップを縦横無尽に引きずり回されてたの(笑)。

OmarGodのジャングルルートをレベル1から記載すると、まずラプタースタートして赤-青-ボット側の蟹、そのあとにレベル3でボットを一度ガンクする。このガンクは失敗に終わって、そのままContractzにトップ側のキャンプをほぼ全て奪われるんだ。その後はボットをレーンガンクしてそこでファーストブラッドを見事取るんだけど、そこでシェンがレベル6になる。そこからあの一連の流れが行われるんだけど、OmarのCSは4分30秒から7分40秒まで、1も上がってない。これは問題でしょ。

 

Mark:ひどい・・・。この試合に関わらず、Omarは常にCS水準が低かったけど、この試合は特にひどかった。

 

 

4試合目

Markこのゲームのレベル1はただのジョークだったね。今までOmarのCSが低い低い言ってたけど、この試合だと4分40秒までCS数が0だったからね(笑)。ギネスに載せていいよ。

OmarContractzの赤をレベル1でインベイドしようとして、そこで無限に時間を無駄にするにらみ合いの末、結局Impactが助けに来て損をしたのはOmarだった。その後自分の青を狩りに戻ったんだけど、スマイトを温存しなかったせいでガリオのQにスティールされるし、これ以上ないほどに最悪の始まり方でCLGは苦しんだね。

後面白かったのが、ContractzがレクサイでADアイテムしか積んでなかったこと。

 

Scarra:あのビルド判断は、100%OmarGodをナメてかかってるからできることだね。今まで試合全て、OmarContractzより常にCSとレベルが低かったし、特にこの試合に始まり方だとOmarContractzをインベイドしてくることなんてありえないから、そこでFullADレクサイをしても問題ないって踏んだんだと思う。しかもそれが結構な場面で功を奏したから、結果的にあのはちゃめちゃなレベル1とOmarのプレイスタイルの責任でもある。

Omarはまだ7月からプレイし始めたルーキーだし、全然伸びしろは存在してる。でもまず最初の一歩は、自分の意見を持ってプレイしてほしいと願うね。

 

MarkOmarはこのスプリットは不甲斐なかったけど、来年また強くなって帰って来て欲しい。

 

 

以上がScarraさんとMarkさんの意見・解釈でした!OmarGod選手は最後まで可哀想でした。でも、ScarraさんとMarkさんの言うとおりまだルーキーなのでこれから伸びていってほしいですね。

彼はCLGファンからの当たりもかなりきつめらしいです。がんばって。。

 

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3件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    ありがてぇー
    いつも感謝しています。これからもよろしくお願いします。

  2. 匿名 より:

    本当に毎回途方もない量の翻訳、感謝してもしきれないぐらいです
    これからも参考にしていきたいと思います!

  3. 匿名 より:

    同期がよりによってMikeYeungだというのもまた・・・

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